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「J-SH51」「J-K51」でスーパーメールの本文が表示できない現象

 J-フォンは、パケット対応機(J-SH51/J-K51)でグリーティングメールやメールマカジンなどのスーパーメール通知を受信し、「続きを見る」などの本文受信操作を行なった際、稀に本文が正しく表示されない場合があることを明らかにした。ただし同社では、この現象は電話機本体の故障ではないとしている。

 対象機種は、現在発売中のパケット対応機「J-SH51」「J-K51」で、これらの機種でグリーティングメールやメールマカジンなどのスーパーメール通知を受信し、そのあとに本文を受信するための操作(「続きを見る」「全文受信」など)を実行すると、J-SH51の場合は不明ファイルとして「『ATP0001』エラー」が表示されたり、J-K51の場合は「受信できませんでした」が表示されたりし、本文が正常に表示されない現象がごく稀に起こるという。

 同社によると、これらの現象は送信元のメールプログラムが正しく記述されていない場合に発生する可能性があるもので、電話機本体の故障ではないとしており、この問題を解決するには、メールのヘッダの記述方法を改修する必要があるという。具体的には、「MIME-Version」と「Content-Type」ヘッダの追加が必要となり、サービスの提供側がその対策を行なう必要がある。

 現在確認されているエラーが起こるメールプログラムの記述や、その改修方法の詳細については、同社が開発者向けに提供しているWebサイト「J-フォン デベロッパープログラム」の「FAQ」ページ「Q7.スーパーメール通知から正しく受信されないのですが」で確認できる。

 なお、J-フォンによると、自社の提供するメールサービスはRFC準拠の形式であるのがルールで、あらかじめ指定のヘッダが記述されていることが条件となるため、同社が通信事業者ということもあり、例えば必要なヘッダを自社のメールサーバー上で自動的に追加するというような対策は特に予定していないという。また、「スーパーメール」をサポートするパケット対応機以外の従来機種については、ヘッダ情報を必要としない仕様のため、この様な現象は起こらないとしている。


・ パケット対応機をご利用のお客さまへ
  http://www.j-phone.com/h/information/020402.html
・ J-フォン デベロッパープログラム(FAQページ)
  http://www.dp.j-phone.com/cgi-bin/faq.cgi


(松下 麻利)
2002/04/05 14:41

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