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日経マーケット・アクセスは、2002年第１四半期の世界携帯電話生産量についての調査結果を発表した。前年同期比3.6％減の8910万台だが、大幅な前年割れが続いた状態からは若干持ち直し、第２四半期以降はプラス成長を見込んでいる。 同調査結果によると、2002年第１四半期における生産量は、前年同期比3.6％減の8910万台。通年で前年比15.4％減と大幅なペースダウンを記録した2001年から比較すると状況は改善しており、前年同期比の成長率については、2002年後半にも約３年ぶりとなるプラス成長を予測している。 一方、2002年通年の生産量予測はポジティブシナリオで４億3000万台、ネガティブシナリオで３億8000万台程度とした上で、2001年度比10.6％プラスの４億110万台としている。 中国市場の成長率鈍化や、日本市場での買い換え寿命の長期化などの懸念材料も指摘されるなか、プラス成長を予測した材料として、2002年後半に海外、主にヨーロッパ市場で需要を喚起すると見られるカラー液晶搭載機やGPRS対応機、モバイルカメラ内蔵機などを挙げている。
・ ニュースリリース http://ma.nikkeibp.co.jp/MA/guests/release/0201_03/020329ktai.htm ・ 日経マーケット・アクセス http://ma.nikkeibp.co.jp/ （伊藤 大地） 2002/03/29 12:21 | ||||||
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