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ドコモ、4月15日から「なりすまし迷惑メール」の対策を実施

 NTTドコモグループは、迷惑メール対策の1つとして現在提供している「ドメイン指定受信」機能を機能変更し、4月15日から「なりすまし迷惑メール」対策を実施する。「ドメイン指定受信機能」を利用するユーザーを対象に提供される。

 現在、迷惑メール対策の1つとして提供されている「ドメイン指定受信機能」は、受信したいメールアドレスのドメイン名をあらかじめ登録しておくことで、その他のドメインから送られるメールの受信を拒否できるもの。最大10項目まで登録可能で、「docomo.ne.jp」のドメインについては登録しなくてもiモード間のメールを受信できるようになっているが、あえて登録すると「なりすましメール」を受信しやすくなり、EZwebやJ-スカイのドメインを登録した場合も、迷惑メールがそれになりすましていると受信されることになる。

 同社によると、現在「ドメイン指定受信機能」は約156万ユーザーに利用されているが、迷惑メールの送信業者の手口がさらに巧妙化し、送信元ドメインを他社の携帯電話事業者のドメインになりすまして送信するといった「なりすましメール」が横行していることから、今回新たに「なりすまし迷惑メール」対策が実施されることになった。

 今回の対策は、現行の「ドメイン指定受信」機能を機能変更し、他社の携帯電話およびPHS会社(アステルグループを除く)のドメインになりすました迷惑メールを、ユーザーの選択で受信拒否できるようにするもので、4月15日以降は携帯電話・PHSのドメインを登録しなくても受信できるようになる。このため、今後の登録対象となるのはそれ以外の受信したいISPのドメインとなる。これにより同社では、キャリアのドメイン登録をしなくて済む分、実質的にはISPドメインの設定可能件数が拡大できるとしている。

 登録は従来通りiメニューの「オプション設定」→「メール設定」→「ドメイン指定受信」から行なえ、設定時のパケット通信料は無料となる。機能変更などでキャリアから届けられるメールについては、ドメインを登録していなくても受信できるようになっているという。

 なお、auおよびツーカーでは、指定したメールのみを受信する「指定受信機能」を4月中旬から提供する予定で、J-フォンでもパソコンから専用フォームで登録できる「受信拒否アドレスリスト」および「受信許可アドレスリスト」(いずれかのみの利用で最大20件まで)をすでに提供している。ただし、今回ドコモが発表したような「なりすましメール」に対する対策については、現在検討中とコメントしている。


・ ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew0328.html

ドコモ、迷惑メール防止機能にドメイン指定受信機能を追加
auとツーカー、メールの「指定受信機能」を4月追加


(松下 麻利)
2002/03/28 17:39

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