アイコンは、Pocket PC上で動作するWebサイトの自動巡回ソフト「Auto Web Recorder PocketEdition版 Ver1.5」と「Auto Web Recorder for Pocket PC Internet Explorer版 Ver2.0」を発表した。近日中に凸版印刷のPDA向けソフト販売サイト「@irBitway」などでダウンロード提供される予定。価格はいずれも1980円。
両ソフトは、Pocket PCの標準ブラウザ「Pocket Internet Explorer」とシームレスに連動して、PDAの電源がオフの状態でも、あらかじめ設定しておいた日時になると自動的に電源が入り、PHSカードなどの通信機器を経由して指定のURL(Webサイト)を自動巡回し、その内容を取得してくれるソフト。巡回が完了するとPDAの電源は自動的に切れ、取得した内容をキャッシュデータとしてオフライン表示することができる。
2000年の12月より同社のWebサイトで無償配布されている「Auto Web Recorder for Pocket PC Internet Explorer Ver1.0」の最新版となり、今回新たにPocket PC 2002にも対応し、PocketEdition版とIE版の2種類が用意され、有償提供される。いずれもダウンロードはパソコンから行なう。
PocketEdition版は、巡回取得した情報をPDAのブラウザ上で直接ブラウジングでき、不要な画像やサウンドを取得するかどうかの選択機能も用意されている。一方のIE版は、取得した情報をPocket Internet Explorerと同期できるインターフェイスで、巡回設定の分・時間・日・週・月単位での繰り返し実行が可能な詳細設定が行なえるようになっている。
現時点での動作確認機種は、PocketGear MC/PG5000、GENIO e 550X、jornada 568/548/525、カシオペア E-700、GFORT、iPAQ Pocket PC H3630。
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