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今回発表された２機種は、パソコンからリモート操作でカメラの撮影方向を調節でき、撮影画像をブラウザ上で確認できる機能を搭載した、Webサーバー機能内蔵のネットワークカメラ。インターネット経由でネットワークカメラの画像をモニタリングできる同社の「みえますねっとサービス」に対応し、パソコンに加えて携帯電話からもモニタリングできるのが特徴。防水対応により屋外にも設置可能となっている。 同社では、今年２月にみえますねっとサービス対応の従来機種「KX-HCM2」（４万6800円）を発売しているが、今回発売される新機種では、新たに携帯電話からのモニタリング操作や防水に対応したほか、IEEE 802.11b準拠の無線LANタイプ（KX-HCN170）も用意される。「みえますねっとサービス」は、常時接続環境のパソコンからインターネット経由でカメラにアクセスし、カメラ設置場所の様子をブラウザ上で確認できるサービス。利用料は月額3000円だが、３月末までは無料となっている。
いずれもカメラの画像を転送できる「アラーム画像転送機能」や、設定した曜日や時間帯に画像を自動転送する「タイマー画像転送機能」を搭載し、マルチカメラ対応で１台のカメラに３台まで増設可能。パソコンからのモニタリング時には、１つのブラウザ上で同時に最大４台のカメラ画像が表示できる。また、１台のカメラには最大30人まで同時にアクセス可能となっており、その場合は各々にID・パスワードを設定することでセキュリティに対応する。 なお、携帯電話からのモニタリングについては、カメラごとに付与されるURLへアクセスすることで可能。端末のボタン操作で直接カメラをコントロールでき、パン（左右）やチルト（上下）の操作が行なえるほか、カメラの撮影方向をあらかじめ設定できる「プリセット機能」により、設定した向きの画像をワンタッチで確認できる。対応機種は、FOMA P2101V/N2001/N2002、P503i/P503iS/N503i/N503iS/P211i/N211i/SO211i、C3001H/C3002K/C5001T、J-SH06/J-SH07/J-SH08（３月20日現在）。 いずれもカメラの画素数は約32万画素で、対応画像形式はJPEG。画像解像度は640×480ドット、320×240ドット、160×120ドットの３種類に切り替えられ（パソコンからの利用時のみ）、内蔵メモリに約560枚分の画像を保存できる（320×240ドットで標準画質時の場合）。画像更新速度は最大１秒15枚で、電源には付属の専用ACアダプターを使用する。インターフェイスには10Base-Tを採用し、本体の大きさ（突起部除く）はいずれも約116×116×88mm（幅×高×奥行）で、重さは「KX-HCM130」が約450g、「KX-HCM170」が約550g。
・ 九州松下電器 グローバルマーケティング本部 Tel: 092-477-1036 ・ ニュースリリース（九州松下電器） http://www.kme.panasonic.co.jp/corp/news/2002news/jn020320/jn020320.html ・ みえますねっとサービス http://www.miemasu.net/ （松下 麻利） 2002/03/20 18:56 | ||||||||||||||
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