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DDIポケットは、AirH"の128kbpsパケット通信サービスと、無線LAN（IEEE 802.11b）の機能を一体化したデータ通信カードを開発しているという一部報道について、「まだビジネスモデルを模索している段階」とコメントした。 一部メディアによると、DDIポケットは、AirH"の128kbpsサービスと無線LAN機能を一体化したカードを発売し、両規格を相互運用するサービスを提供する予定だという。これについてDDIポケット広報部では、「まだビジネスモデルを模索しており、具体的なコメントが出せる段階ではない」としている。 無線LAN（IEEE 802.11b）は、到達距離は最大100m前後と短いものの、ADSLやFTTHなどの固定系の通信と組み合わせて使用できるため、安価かつ高速なサービスを提供できるのが特徴。一方で、AirH"のサービスはすでに全国規模で展開されているので、無線LANが使用できないエリアを補完できるというメリットもある。このサービスが実現するとすれば、DDIポケットがPHS回線を用いたAirH"側を、親会社のKDDIが無線LANのインフラとなるホットスポットサービスを展開し、ワンストップの無線通信サービスとして提供するものになるとみられる。 なお、NTTドコモは、商用化を前提とした無線LANを使ったモニターサービスを４月から開始することを発表している。 ・ DDIポケット http://www.ddipocket.co.jp/ ・ KDDI http://www.kddi.com/ ・ ドコモ、商用化に向け公衆無線LANのモニターサービスを開始 （伊藤 大地） 2002/03/20 16:09 | ||||||
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