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米VerizonがBREWのサービスを開始、シャープ・京セラが端末を提供

シャープ製「Z-800」

京セラ製「3035e」
 米Verizon Wirelessは、3月18日からサンディエゴをエリアにBREWアプリケーションのダウンロードサービスを開始する。対応端末として、シャープが「Z-800」を、京セラが「3035e」をそれぞれ提供する。2年間の回線契約をした場合の端末価格は、Z-800が399.99ドル、3035eが149.99ドル。なお、全米でのサービス開始は5月末になる予定。

 BREWは、米Qualcomm社が開発した携帯電話向けアプリケーションのプラットフォーム。日本では、auが採用を決定しており、すでに発表済みのC3003PがBREW対応であることが明らかにされているが、こちらはダウンロードサービスには対応していない。

 18日から開始されたサンディエゴ限定のサービスでは、タイガー・ウッズが登場するゴルフゲーム「Tiger Woods PGA Tour Golf」や着信メロディなどのコンテンツが提供されている。なお、情報料の回収は、日本の各事業者が行なっているように、Verizonが代行する形となる。

 シャープ製のZ-800は2インチ、256色表示のSTN液晶を搭載した折りたたみ型端末。WAP対応ブラウザやSMS機能、英単語入力システム「T9」を搭載。パッケージには標準で電話帳編集機能、着信メロディ転送機能が利用できるパソコン用連携ソフトも同梱される。一方の京セラ製の3035eは、モノクロ液晶搭載のストレート型端末。両機種ともに、cdmaOne 800MHz/1900MHz、AMPS(アナログ方式)の3つのモードに対応する。


・ ニュースリリース(Verizon Wireless、英文)
  http://news.verizonwireless.com/proactive/newsroom/release.vtml?id=72334
・ ニュースリリース(シャープ)
  http://www.sharp.co.jp/corporate/news/020319-1.html


(伊藤 大地)
2002/03/19 18:06

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