ipalm

カラーおたっくす

　松下寿がSDメモリーカード対応のデジタルカメラ「ipalm（アイパーム）」を10月25日に発売する。価格は９万5000円。

　ipalmは、334万画素CCD、光学２倍ズーム搭載のデジタルカメラ。記録メディアとしては、業界で初めてSDメモリーカードをサポートしており、マルチメディアカードも利用できる。最大記録画素数は2048×1536ピクセルで、320×240ピクセルの動画（QuickTime形式）も撮影することができる。

　PCとは同梱のUSBケーブルで接続でき、デジタルカメラ側のボタン操作で、画像データをPCに転送し、縮小した画像をメールに添付する機能も搭載されている。また、撮影モードから再生モードに切り替えずにボタン一つで直前に撮影した画像の写り具合を確認できる機能も装備している。

　大きさは92.8×96×40.3mm、重さは239g（電池除く）。単３電池４本で動作する。ボディカラーは、シルバーとミントグリーンの２色が用意されている。なお、パッケージには16MBのマルチメディアカードが１枚付属する。

　また、同製品の発表にあわせて、九州松下電器が、SDメモリーカード（64MBまで）およびマルチメディアカード（32MBまで）、スマートメディア（3.3V、64MBまで）、コンパクトフラッシュ（3.3V、Type1、64MB）の３つのメモリーカードスロットを搭載するパーソナルFAX「カラーおたっくす」（KX-PW96CL）を11月21日発売すると発表している。こちらの実売価格は９万円前後になる見込み。

　同製品は、ITU-T準拠のカラーFAXで、各種デジタルカメラで撮影した画像を、400dpiでカラープリントすることができるようになっている。