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ザウルス新機種「MI-E25DC」。31万画素CCDデジカメを内蔵。撮ったその場で簡単な画像加工もできる
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MI-E25DCにP-in m@sterを装着したところ。背面のデジタルカメラを別とすれば、外観もほぼMI-E21と同じで、スライド式キーボードを装備
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シャープは31万画素のデジタルカメラを内蔵した新ザウルス「MI-E25DC」を発表。3月15日よりオープンプライスで発売する。店頭価格は6万円前後となる見込み。従来機MI-E21も引き続き併売される。
「MI-E25DC」では、新たに31万画素のCCDデジタルカメラを内蔵。VGAサイズ(640×480ドット)までのJPEGフォーマットの静止画が撮影できるほか、ASFフォーマット(MPEG-4準拠)の動画も最長20秒まで撮影できる。標準内蔵のメールソフトでは、撮影した静止画を添付して写メール対応のJ-フォン端末に送付でき、その際、簡単な操作で携帯電話に最適化したサイズに画像を縮小する機能も備えた。J-SH51が対応しているムービー写メールには対応していないが、パソコン向けには動画を添付してメール送信することもできる。撮影した画像は、シャープスペースタウンの「まちこみ倶楽部」「デジタルトランク」などのコーナーにアップロードすることも可能だ。
カードスロットはMI-E21同様、コンパクトフラッシュType 2スロット1基、SD/MMCカードスロット1基を装備。CFカードでは、ドコモのP-inシリーズやDDIポケットのAirH"カードなどカード型PHSのほか、LANカード、モデムカードに対応。新たに、IEEE 8092.11b準拠の無線LANカードにも対応した。無線LANカードでは現在動作確認済み機種はプラネックスの「CW-CF110」1機種となっているが、その他の機種についても動作確認が済みしだい、スペースタウンサイト内のザウルスサポートステーションで公開するとしている。なお、従来機種の無線LANカード対応ドライバの提供については、現在検討中であるという。
その他、MI-E21からの変更点としては、新たに内蔵したデジカメ部を保護するために、直接デジカメ部が接地しないように本体の最厚部分がMI-E21よりじゃっかん厚くなったこと、液晶カバーに透明カバーを採用したことが挙げられる。
CPUや液晶、メモリなど基本仕様については、MI-E21から変更はなく、液晶は240×320ドット・6万5536色表示の反射型TFT液晶を採用、メモリは32MB(DRAM 16MB、フラッシュメモリ16MB、ユーザーエリア約15MB)を搭載。バッテリー連続駆動時間についても従来機とほぼ同じとしており、カレンダー画面を連続表示させた場合で約11時間使用できる。また、Webブラウザなど標準内蔵ソフトのバージョンも、MI-E21から変更されていない。
・ ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/020305.html
・ ザウルス製品情報
http://ezaurus.com/
・ ザウルスサポートステーション(対応カード情報など)
http://zaurus.spacetown.ne.jp/
(工藤 ひろえ)
2002/03/05 18:27
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