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サイバードは、Javaを搭載した携帯電話をターゲットとしたコンテンツ開発のコンサルテーションや、開発ツールの提供などの技術支援を行なう研究開発会社を８月初旬をめどに設立する。新会社の社名は「株式会社ケイ・ラボラトリー」。資本金１億5000万円のうち、サイバードが約90％を出資、残り約10％は創立メンバーが出資する。ベンチャーキャピタルの出資は受けていないという。 Javaを搭載した携帯電話は、ドコモが年内をめどに市場投入することをすでに明らかにしている。Java搭載携帯電話は利用者がアプリケーションを携帯電話にダウンロードして実行できるため、利用者の嗜好やTPOに応じた機能を追加することができる。しかし、携帯電話ではメモリ容量、CPUの処理能力、画面サイズ、通信速度と通信コストなどの多くの制約がある。 新会社ケイ・ラボラトリーでは、こうした制約をふまえたJavaソフトウェアの開発を可能にするJavaプログラムの最適化技術を持つという。この最適化技術により、プログラムサイズを自動的に３分の１以下に縮小するとともに実行を高速化し、またデータ転送の面でも独自の圧縮技術を保有するとしている。 ■ お問い合わせ先 サイバード Tel: 3431-0111 ■ ＵＲＬ サイバードの日本語ホームページ http://www.cybird.co.jp/home.html （工藤 ひろえ） 2000/07/27 18:28 | ||||||
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