ゼンリンデータコムは、昨年よりパソコン向けに提供してきた専用ツールを使ったオンライン地図サービス「Zm@p on net」のPocket PC向けサービスを3月より開始する。
「Zm@p on net」は、昨年10月24日より試験サービスを提供し、12月25日から本格的に運用が開始された専用ツールを使ったオンライン地図サービス。建物の形も判別できる「市街地図」(全国1402都市)や任意の場所にコメントを貼り付けられる「メモ」機能、出発地・経由地・目的地を指定することで最適なルートを計算してくれる「ルート探索」機能などが利用できる。利用料は月額300円または年額2800円。
3月5日より提供される「Zm@p on net ~for PDA~」はPocket PC 2000/2002向けのサービスで、内容は一部機能を除きパソコン向けのものとほぼ同等。目的地までを直線でガイドする「シンプルナビ」機能が利用できるほか、アイ・オー・データ機器製のGPSレシーバー「CFGPS」と組み合わせて使用することで、進行方向を上にして表示する「ヘディングアップ」機能が利用できるようになる。メモ機能のデータについては、パソコン版との間で共有することもできる。
なお、同様のサービスは、NTTドコモのPDA向けポータルサービス「infogate」でも「Zm@p on net ~for infogate~」の名称で3月1日より提供される予定。こちらの利用料も月額300円となっているが、この場合はinfogateの利用料(月額100円)が別途必要となる。
・ ゼンリンデータコム http://www.zenrin-datacom.net/
・ Zm@p on net http://www.zmap.net/