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ケイ・ラボラトリーは、携帯電話からモバイルコマースが利用できるJavaアプリケーションを開発し、ソリューションパッケージ「KC-EXPRESS（ケーシー・エキスプレス）」として発表。日本IBMのECサイト構築ソリューション「WebSphere Commerce Suite」の拡張機能として、２月27日から販売を開始する。WebSphere Commerce SuiteへのKC-EXPRESS追加料は1000万円～。 「KC-EXPRESS」は、HTMLベースで構築されたモバイルECサイトが、画面表示や操作性などの制約によって購入者が商品を閲覧しづらい、または購入者の情報入力が面倒などの点をJava技術で解決し、ユーザーの利便性を追求したサイトを簡単に構築できるようにするパッケージソリューション。現在運用中の既存のECサイトに拡張機能として導入することもできる。 構築したサイトでは、携帯電話の画面に商品写真のサムネイルを表示でき、縦横スクロールが可能で、サイトの利用者は効率的に商品情報を閲覧・選択できる。購入候補の商品は「Wish List」として携帯電話のローカルメモリーに保存でき、オフラインでも閲覧が可能。また、サイトの運営側は利用者がWish Listに保存した商品情報が収集できるため、マーケティングにも活用できるという。 同社では、「KC-EXPRESS」ソリューションの第１弾として、まずは日本IBMと協力し、iアプリ用の「KC-EXPRESS」を日本IBMのECサイト構築ソリューション「WebSphere Commerce Suite」に対応させて、その拡張機能として提供するという。２月27日～３月１日に東京国際フォーラム（有楽町）で開催される「IBM FORUM 2002」の日本IBMブースにて、「KC-EXPRESS」の展示およびデモンストレーションを実施すると同時に販売を開始する。 両社では今後、「WebSphere Commerce Suite」のサーバー側の機能とKC-EXPRESSを連携させて、One to Oneマーケティングの機能を強化していくという。なお、ケイ・ラボラトリーでは、「KC-EXPRESS」の単体販売は今のところ未定としている。
・ ニュースリリース（ケイ・ラボラトリー） http://www.klab.org/j/topics/news/press/020220.html ・ IBM FORUM 2002 概要（日本IBM） http://www-6.ibm.com/jp/servers/eserver/forum/es2002.html （松下 麻利） 2002/02/20 12:59 | ||||||
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