米PalmのOS・ソフトウェア部門の子会社PalmSourceは、ARM系のCPUに対応したPalm OSの最新版「Palm OS 5.0」のβ版を開発者向けに公開した。正式版は今夏にもリリースされる見通し。
Palm OS 5.0は、従来からPalm OS搭載PDAに採用されているモトローラ製のCPUに加え、Pocket PCなどで主流となっているインテル製のStrong ARMや、テキサス・インスツルメンツ社製のCPUに対応している。ソフトウェアの互換性は保たれており、Palm OS 4.0のAPIで記述されたプログラムを実行した場合、Palm OS 4.0上よりも高速に動作するという。