利用者は、PDAにインストールした指定の地図ソフト上で自己位置取得の操作を行なうと、ビーマップのサーバーへ自動的に接続され、自分の現在位置情報が確認できるようになる。位置情報は電波の状況により異なるが、おおむね100~200メートル以内の精度で取得できるという。対応の地図ソフトは、今のところアルプス社の「プロアトラス2002」「モバイルアトラス for Windows CE」「モバイルアトラス for Zaurus」の3種類となっている。
なお、ビーマップでは、PHSによる位置取得情報をアプリケーションに組み込むためのモジュール「ここNavi SDK」(dll形式)を2月下旬からSIベンダー向けに提供する。Windows 95/98/Me/2000、Windows CE 2.0、Handheld PC 2000、Pocket PC/2002、ZAURUS、Palm OS向けのものがそれぞれ用意され、NTTドコモ、アステル、DDIポケットのPHSカードに対応可能。導入企業は、このモジュールを自社のアプリケーションに組み込むことで、比較的容易に「ここNavi」と同様の機能が提供できるようになる。販売価格は100ライセンスの場合で20万円。