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日立製作所のNet-PDAベンチャーカンパニーは、ヘッドマウント形式のディスプレイを採用した業務用ウェアラブルPC「ウェアラブル・インターネット・アプライアンス(WIA-100NB)」を2月28日に発売する。価格はオープンプライスだが、実売は約30万円になる見通し。
同製品は、Windows CE 3.0を搭載した業務用のウェアラブルPC。メインメモリーは32MBで、電源はリチウムイオン電池が採用されており、約3時間の使用が可能となっている。ディスプレイは片目の前に装着するヘッドマウント形式で、60cm前方SVGA(800×600ドット)の13型相当の画面サイズを見ているような映像が表示される。インターフェイスとしては、CFスロット、USBインターフェイス、ヘッドホンジャックが装備されている。
同製品は、同社がザイブナー社にOEM供給をしているもので、主にハンズフリーで設計図などの図面を参照したり、印刷物を持ち込むのが困難な半導体のクリーンルームや機械室などの作業での使用を想定している。
・ 日立製作所 Net-PDAベンチャーカンパニー 事業企画部
Tel: 03-3506-1606
・ ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/2002/0115a/index.html
(横田 真俊)
2002/01/15 17:06
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