富士通の米国子会社Fujitsu Transaction Solutionsは、Windows CE .NETを搭載した業務用端末「iPAD」を発表した。小売業者向けの製品で、コンシューマ向けの販売は行なわれない見通し。出荷は今年中頃を予定している。
iPADは、タッチパネル式のカラー液晶、スキャナ、磁気カードリーダー、キーボードなどを備えた業務用端末。スペックの詳細は明らかにされていないが、インテル製のプロセッサを搭載し、無線LAN(IEEE 802.11b)やVoIP(Voice Over IP)をサポートするという。重さはおよそ283.5g。携帯電話としても利用できるが、主な用途は小売業者向けの在庫管理や帳簿処理など。