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NTTドコモは、12月1日から開始した「FOMA N2002」のソフトウェアの不具合による交換・回収において、ユーザーに対してショップ店頭での保証書とFOMAカードの提示を求めている。
従来、P503iやSO503iの不具合交換のケースでは、端末そのものに番号が入っており、ユーザーの識別が可能なため、保証書の提示は必要なく、端末をショップに持ち込むだけで手続きができた。今回、不具合が発見され交換・回収となったN2002のケースでは、交換の手続きに際し、必ずFOMAカードと端末の保証書が必要という旨が、ユーザー宛に送られたダイレクトメールに明記されている。不具合交換の場合、ユーザー個別の修理ではなく、あくまでドコモ側の都合であるため、本人確認や保証書は必要ないのではないかという意見も一部から聞かれる。
保証書の提示を求めた理由についてNTTドコモでは、「ユーザーに不都合な部分もあるだろうが、FOMAから端末と回線が完全に切り離されており、把握しきれない部分があるので保証書とFOMAカードの提示を求めている」としている。また同社では、今後も、たとえ不具合交換であっても保証書・FOMAカードの提示を求めていく方針とのこと。
ユーザーは今後、FOMAカードはもとより、端末保証書も紛失しないように心がける必要がありそうだ。
・ NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
・ FOMA N2002にソフトウェアのバグ、回収交換へ
(伊藤 大地)
2001/12/03 20:21
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