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NTTドコモ・電通などが出資するiモード向けの広告会社ディーツーコミュニケーションズが、iモードのバナー広告およびメール広告のクリック率を調査した。
同社は7月31日~9月4日の5週間、11種類のコンテンツと1つのメール媒体、計12媒体に対して広告を配信。広告スペース1つにつき、1広告を1週間固定で掲載して、コンテンツのバナー広告とメール媒体のテキスト広告におけるクリック数を調査した。
調査期間内合計のページビュー約1488万回をクリック数で割り出した、バナー広告のクリック率は平均3.6%。一方、期間内合計のメール配信数約45万通をクリック数で割り出した、メール広告のクリック率は平均24.3%という結果を得ており、これらはPC向けのWebサイトでのクリック数を上回る数値となっている。
同じバナー広告でも、FMラジオ局のサイトに掲載した娯楽系のバナー広告は8.8%のクリック数を記録するが、オンライン証券系のサイトに掲載した場合は、クリック数が4.3%と半数ほど下回る結果となり、広告内容と媒体のジャンルの相違がクリック数に大きく影響するとわかった。また、メール広告は配信当日が総クリック数の74%を占め、反応は配信後すぐに現われる。
PCよりも高い広告効果が得られることがわかったこれらの結果に関して、ディーツーコミュニケーションズは、iモードの広告面積は画面を占める割合が高く、カーソルが広告上を通過することから目立ちやすく、またメール媒体に関しては、着信時に音や振動でユーザーに知らせる効果が大きく影響していると考察している。
■ お問い合わせ先
(株)ディーツーコミュニケーションズ
E-mail: info@d2c.co.jp
■ URL
(株)ディーツーコミュニケーションズ
http://www.d2c.co.jp/
(松下 麻利)
2000/09/22 15:47
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