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着せ替え可能なソニー・エリクソン製EZweb@mail端末「C1002S」

C1002S ホワイト
 KDDIおよび沖縄セルラーは、着せ替え可能な折りたたみ型cdmaOne端末「C1002S」を発表。12月下旬より発売する。

 C1002Sは、ソニーとエリクソンの合弁会社「ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ」による初の携帯電話端末。C406Sをベースにしたデザインのボディに、120×160ドット表示の6万5536色TFT液晶や低音域の再生に優れた直径18mmのスピーカーを搭載。C406SやSO503iSなどで定評ある予測変換機能「POBox」は、新たに「スターバックスコーヒー」といった現代語・流行語などが強化されている。また、ヒンジ部分には24色に光るLEDを内蔵。開いた状態・閉じた状態でもメール着信などが確認できる。

 そのほか、C406S同様、閉じたときのボディ表面のデザインを着せ替えパネルで変更することが可能で、パッケージには3枚のパネルが付属するほか、別売オプションも用意される。また、ソニーの犬型ロボットAIBO「ラッテ」「マカロン」の待受画像や着信アニメーション、スクリーンセーバーもプリセットされている。なお、C1002Sは、WAP2.0やezplus、gpsOneなどauが発表している新機能・新サービスには対応していない。

 大きさは46×92×28mm。重さは約105g。連続通話時間は200分で、連続待受時間が200時間。カラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、オレンジの3色が用意される。


※1 ホワイトの携帯電話機購入時に同梱
※2 ブラックの携帯電話機購入時に同梱
※3 オレンジの携帯電話機購入時に同梱

・ ニュースリリース
  http://www.kddi.com/release/2001/1108/index.html
・ au
  http://www.au.kddi.com/
・ ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
  http://www.sonyericssonmobile.jp/

実機を撮影! オレンジは斬新なカラーリング

 編集部のスタッフは、発表早々、東京・品川のソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズに取材。実機の写真を撮らせてもらった。

 ソニー・エリクソンのワールドワイド第1号機となる「C1002S」は、「Prestige Design」と「Original Style Creator」の2つをコンセプトとして開発された。

 着せ替え機能に関しては、C406Sのオプションパネルは3枚セットで販売されたが、今回は1枚ずつ購入可能になる。価格は未定だが、すべてが同価格というわけではなく、素材の違いなどにより、それぞれ価格が設定される見込み。また、同梱する3枚のパネルには、誰でも使えるよう、ユニセックスなデザインのものを採用している。

 ハードウェアでは、着信メロディの音質を決定づけるスピーカーに、重低音の再生に強い18mm径のものを採用。また、折りたたみ時の質感の追求や、中央部分をくり抜いてLEDを配置し、開いていても閉じていてもLEDが確認できるようにするなど、開発にあたってもっとも神経を使ったのがヒンジ部分だという。

 実機を見て、特に印象的だったのはオレンジのモデル。ツートンカラーでいかにもソニーらしい、サイバーで斬新な仕上がりになっていた。また、POBoxが関西弁に対応していたのにも驚いた。ちなみに、来年開催される日韓共催のサッカーワールドカップの公式テーマソングも着信メロディとして入っていた。

 ezplusやgpsOne、WAP2.0搭載など目立った新機能はないが、デザイン・着せ替えなどビジュアル面でかなり楽しめる端末で、発売が待ち遠しい限りだ。


左からホワイト、オレンジ、ブラック。オレンジはツートンカラーで、今までにない斬新なデザインだ ヒンジ部分のくぼみにLEDを内蔵。ロゴは「Sony Ericcson」

24色に光るLEDは、開いた状態でも確認できる 着せ替えパネル。ヒョウ柄のものの表面には、なんとファーが付いていた


(伊藤 大地)
2001/11/08 16:01

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