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三洋電機は、DDIポケットの「feel H"」発表会で、feel H"対応端末「RZ-J90」?愛称:Leje(レジェ)?を発表。オープンプライスで、11月8日に発売する。
H"対応機の第1弾も三洋電機製の「J-80」シリーズで「これまでに約70万台を出荷した。単一モデルとしては、日本一ではないか」(三洋電機パーソナル通信事業部多賀谷氏)という。Feel H"第1号機となる「RZ-J90」も月産5万台を予定している。
「RZ-J90」は、2インチの大型カラー液晶を搭載した二つ折りタイプ。ボディカラーは、ピュアシルバーとルミナスブルーの2色をラインナップ。液晶は携帯電話・PHSで初の反射型液晶を採用、明るい屋外でも画面が明るく見やすくなるという。音源は沖電気工業製のリアルサンプリングPCM音源LSIを採用し、新開発のワイドレンジスピーカーを搭載。高音質の音楽データ再生が可能となった。
カメラ機能は、別売の京セラ製小型デジタルカメラユニット「Treva」に対応。Trevaをイヤフォンジャックに装着して、RZ-J90本体の液晶をモニターとして撮影ができる。撮影した画像をメールに添付して送ったり待ち受け画面にすることも可能。電話帳も、画像添付に対応し、画像を登録した相手から着信すると相手の画像を表示させる機能も備える。また、閉じた時の上部のエッジマークが光る「イルミネーションエッジ」を搭載。普通の着信、メール着信、すきすきコール、スケジュールアラームなどを、7色(赤、青、緑、水色、黄、紫、白)の7色から設定できる。
また、H"の特徴であるダイバーシティアンテナは、メインアンテナとサブアンテナを備えることにより、どんな方向からの電波もできるだけ拾うようにするもの。RZ-J90では二つ折りタイプの利点を活かし、従来機J80では22ミリだったメインアンテナとサブアンテナの距離を85ミリへと広げた。これにより、より大きなダイバシティ効果が得られ、アンテナ性能が向上するという。
表示文字は、三洋電機が独自開発、従来機J80に搭載した「ストロークベースフォント」を採用。メールを読む時だけでなく書く時にも文字サイズを変更できる「フルタイム文字ズーム機能」を搭載した。フォントの大きさは、12ドット(10文字×8行)、16ドット(7文字×6行)、24ドット(5文字×4行)の3段階で切り替えられる。
ほかに、Eメールとライトメールの自動受信にも対応した。仕様は、サイズ49×94×22.5mm(幅×高×厚、折りたたみ時)、重量約94g。電話帳は200件(1件あたり電話番号3つ、メールアドレス2つを登録可能)。パワーサーチ機能、ゲーム機能(ダンシングボンバー)などを搭載している。
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2インチ(120×160ドット)の大型カラー液晶搭載
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ライトメール・Eメールの自動受信に対応
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性能向上したダイバーシティアンテナ
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フルタイム文字ズーム機能
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■ URL
三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
Feel H"のニュースリリース(DDIポケット)
http://www.ddipocket.co.jp/news/i_h120922.html
(工藤 ひろえ)
2000/09/22 19:12
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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