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左から、松下電器産業常務取締役大鶴英嗣氏、松下電器産業取締役社長中村邦夫氏、東芝取締役社長岡野正氏、東芝常務濱野栄三郎氏
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東芝と松下電器産業は、2002年4月を目処に両社の液晶事業を統合した新会社を設立すると発表した。出資比率は東芝が60%、松下電器が40%で、社長は東芝から選出される予定。社名、資本金、従業員数は未定となっているが、2002年度内には3400億円の売上を目指すという。
統合の対象となるのは、東芝の深谷工場、姫路工場の一部と旧ディスプレイ・テクノロジー姫路工場、松下電器のLCD事業グループの石川拠点と魚津拠点。また、両社の共同出資会社であるシンガポールのアドバンスト・フラット・パネル・ディスプレイは、今回の事業統合により、新会社の100%子会社となる。
両社では、液晶事業に関わる開発、製造、販売の各部門を統合し、技術開発のスピード向上や量産化によるコスト削減を目指す。また、今後需要が期待できる液晶テレビや携帯電話向けの液晶ディスプレイに力を注でいくほか、有機ELについても早期事業化を図る方針。
・ 東芝
http://www.toshiba.co.jp/
・ 松下電器産業
http://www.matsushita.co.jp/
(横田 真俊)
2001/10/17 21:28
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