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Java対応の携帯・PDAからパソコンを遠隔操作できるソフト

 フレックス・ファームは、Java対応の携帯電話やPDAから、イントラネット内のパソコンやサーバーに接続し、遠隔地から当該するパソコンやサーバーの制御を可能にするソフトウェア「クロス・リモコン」(仮称)を開発し、年内に出荷を開始すると発表した。販売はライセンスによる提供が予定されている。提供価格は現時点では未定だが、数千万円~になる見込み。

 「クロス・リモコン」は、Java対応の携帯電話やPDAから、イントラネット内のパソコンまたはサーバーにインターネット経由で接続し、プログラムを起動して遠隔操作を可能にするソフトウェア。同社によると、このソフトではパソコン上で動作するすべてのアプリケーションが携帯電話やPDAで遠隔制御できるという。

 具体的には、携帯やPDAのディスプレイ上に、インターネット接続された自宅やオフィスのパソコンのデスクトップ画面を拡大・縮小・移動しながら表示し、実際にWord、Excel、PowerPointなど、パソコン上で動くアプリケーションすべてを携帯電話上にキャプチャー表示できるほか、そのドキュメント内容を確認し、実際にデータを入力することが可能だという。

 同社によると、携帯電話やPDAに表示させたパソコンの画面を、ユーザーがクリックしたり文字入力などの操作を行なうと、その操作内容がパソコンに送信され、パソコン上の仮想コントローラーが携帯電話で操作した内容と同じ動作を実行するという仕組み。携帯やPDAからの操作は端末のボタンで行なうことになり、そのアクションがJavaアプリケーションによってサーバー側に転送される。また、データセンターなどの監視サーバーにアクセスし、外出先から監視サーバーの運用状況を確認したり、サーバー上のプログラムを起動させるなどのコントロールも可能だという。

 クロス・リモコンのシステム上に置かれるアプリケーションのプログラム動作はXMLで定義され、遠隔制御する携帯電話やPDAはキャリアや機種依存に関係なく対応できるという。ただし、携帯電話では今のところ、iアプリ以外(auのezplusとJ-フォンのJavaアプリ)については正式な動作確認が取れていないが、順次サポートされる予定。PDAではWindows CE搭載機に対応する。コントロール可能なOSはWindows、Linux、Solarisなど、Javaを実行できるすべてのOSとなる。


・ ニュースリリース
  http://www.flexfirm.co.jp/news/press/0110/10.html


(松下 麻利)
2001/10/10 17:37

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