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PocketGearは、Type2のコンパクトフラッシュカードスロットとSDカードスロットの双方を備えたPDA。標準でJavaの実行環境「Personal Java」が組み込まれており、パッケージ同梱のiモード用ブラウザと組み合わせることで、PocketGear上でiアプリを実行できる。 ディスプレイには320×240ドットの６万5536色反射型TFTカラー液晶を搭載。32MBのメモリを内蔵し、CPUにはコンパックのiPAQや東芝のGENIO eに搭載されているものと同じStrongARM 206MHzが採用されている。また、本体側面には、SDカードスロットのほか、スクロール、アイコンの選択などの操作が行なえる「PGダイヤル」を、本体上部には７色に光る「PGイルミネーション」が搭載されている。 インターフェイスとしては、コンパクトフラッシュカードスロット、SDカードスロット、赤外線ポートのほか、独自規格の専用拡張ポートを備えている。専用ポートは、主に携帯電話の接続などに利用され、PDC、cdmaOne、ドコモおよびアステルのPHS、H"に対応した各社携帯電話・PHSの接続ケーブルなどがオプションで用意される予定。専用拡張ポートはUSBに準拠した設計になっており、通常のUSBポートに変換するケーブルも発売されるという。そのほかにも、PCカードを接続するためのアダプタもオプションで用意される。なお、SDカードスロットはメモリカードのみに対応し、カメラユニットやBluetoothカードなどの周辺機器は利用できない。 ソフトウェアについては、Pocket Internet ExplorerやPocket Word、Pocket ExcelといったPocket PC標準のソフトウェアのほか、乗換案内ソフト「JRトラベルナビゲーター」、英和/和英/国語辞典ソフト「DTONIC」、iモードサイト閲覧ソフト「iディスプレイ」、iアプリエミュレータ「i-enabler」などが標準添付する。 大きさは126×78×18.5mm。重さは約190g。パッケージには、液晶カバーも付属する。電源には専用のリチウムイオン電池を使用。４時間の充電で、約12時間使用できる。パソコンとの連携は付属のUSBクレードルを使用する。
本文下の画像はすべて開発中のものです
・ NEC http://www.nec.co.jp/ （伊藤 大地） 2001/10/05 16:54 | |||||||||||||
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