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NECは、第3世代携帯電話向けのTFT液晶3機種を新たに製品化した。
今回NECが製品化したのは、反射型・半透過型・透過型の3種類の携帯電話用TFTカラー液晶で、いずれも6万5536色表示に対応。6万5536色で動画再生を行なう際の消費電力を5mW以下に抑えているほか、液晶のコントローラ部分をディスプレイ下部に配置することで、レイアウトの自由度が高まり、従来の携帯電話にあったディスプレイ部分が中心より左右方向にずれて配置されるといったことが解消できるという。また、半透過型の製品では、LEDをフロントライトおよびバックライトの光源に採用し、4mmの薄さを達成している。
今回製品化された3つのラインナップの解像度および大きさは、反射型が120×160ドットで大きさが2インチ、半透過型と透過型が132×176ドットで2.1インチとなっている。
NEC広報部によると、「現在の携帯電話には高品質の液晶が必須。第3世代向けだけでなく、現行方式の携帯電話にも採用を促したい」としている。
・ ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/0110/0202.html
(伊藤 大地)
2001/10/02 18:05
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