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左からスタンダードタイプ「FOMA N2001」(2モデル)、ビジュアルタイプ「FOMA P2101V」、データタイプ「FOMA P2401」
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NTTドコモは、第3世代携帯電話サービス「FOMA」のサービス開始に合わせ、スタンダードタイプ「FOMA N2001」、ビジュアルタイプの「FOMA P2101V」、データタイプの「FOMA P2401」の3機種を10月1日に発売する。価格はいずれもオープンプライスだが、実売価格は、N2001が3万円台後半~4万円代前半、P2101Vが5万円台後半~6万円台前半、P2401が1万円台後半~2万円台前半になる見込み。機種変更に関しても10月1日から受付が開始される。
スタンダードタイプ「FOMA N2001」は、120×160ドットの有機ELを搭載した折りたたみ型端末。iモードなどパケット通信中でも音声通話が可能な「マルチアクセス機能」を搭載しているほか、下り384kbps、上り64kbpsのパケット通信と64kbpsの回線交換によるデータ通信が可能。FOMA端末間でのショートメッセージサービス(SMS)にも対応する。オプションのPCカードユニット「FOMA Mobile Card N2」および「FOMA USB Cable」を利用すれば、パソコンでのデータ通信も可能。
試験サービス時の端末と比べると、受話口部分のカラーなど、若干のデザイン変更が行なわれている。
大きさは103×52×20mmで、重さは105g。連続通話時間は約90分、連続待受時間は約55時間。カラーバリエーションはシルバーとレッドの2色が用意される。
ビジュアルタイプ「FOMA P2101V」は、カメラを内蔵し、TV電話機能を搭載した折りたたみ型端末。ディスプレイには、176×220ドットの26万色表示カラーTFT液晶を搭載し、動画および静止画を記録できるカメラを内蔵する。TV電話機能は、64kbpsの回線交換を使って行なう。また、iアプリの容量制限も30KBに拡大されている。
N2001が搭載する、パソコンに接続してのデータ通信機能や、音声通話とパケット通信が同時に行なえる「マルチアクセス機能」、SMS機能は備えていない。
大きさは104×56×35mmで、重さは約150g。連続通話時間は通常の音声通話時で約100分、TV電話時で約70分。連続待受時間が55時間。カラーバリエーションはブルー/ゴールドの1種類のみとなる。
N2001とP2101Vは、FOMA共通の仕様として、下り384kbpsによるiモード、最大全角5000文字、GIFおよびJPEG画像やMIDI形式のメロディを添付可能なiモードメール、メールの件名のみ受信し、選択したメールのみ本文・添付ファイルを受信する選択受信機能なども利用できる。
先に発表されているiアプリの容量制限の拡大に関しては、P2101Vのみが対応し、N2001は非対応となっている。
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FOMAカード
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データタイプ「FOMA P2401」は、データ通信専用のカード型端末。下り384kbps、上り64kbpsのパケット通信および64kbpsの回線交換方式に対応。PCカードのType2に準拠しており、Windows 98/Me/2000で利用できる。
大きさは13×56×120mmで重さは約50g。パッケージには外部アンテナ付きの専用ケースが同梱される。
なお、詳細は未定だが、FOMA端末を購入したユーザーに限り、FOMAカードの単体販売も行なわれる予定だという。これにより、1つの端末で複数の番号を使い分けたり、逆に1つの番号で複数の端末を使い分けることも可能になる。
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FOMA Mobile Card N2
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FOMA USB Cable
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・ ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0925.html
(伊藤 大地)
2001/09/25 20:01
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