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KDDIは、今年後半から来年前半にかけての次世代サービスの提供スケジュールを明らかにした。同社では、今年12月からgpsOneやWAP 2.0のサポートを行なった上で、来年４月１日より全国の主要都市でCDMA2000 1xによる144kbpsでのデータ通信サービスをスタートする予定。 同社によると、今年12月にまず、Javaサービス「ezplus」で用いている仕様をフェーズ２にバージョンアップし、サーバーと端末との間での通信を行なえるようにするほか、GPSを利用した位置情報技術「gpsOne」をベースとしたナビゲーションサービス「eznavigation」を導入。同時に現在14.4kbpsで提供しているEZwebサービスを64kbpsで利用できるようにするとともに、コンテンツの記述方式を「WAP 2.0」に対応させることで、iモードの一般サイトも閲覧できるようにする。これにあわせて、MPEG4規格の動画配信サービス「ezmovie」（この時点では非ストリーミング型）の提供も開始する。 この次の段階として、来年４月１日に全国主要都市で最大144kbpsでの高速データ通信を実現するCDMA2000 1xを導入、ストリーミング型の動画配信サービスなどの新規サービスを追加していく。同社では、この時点で発売する端末を現行のcdmaOne方式と新たにスタートするCDMA2000 1x方式の両方に対応（この場合の契約は１つで済み、電話番号も１つ）させ、CDMA2000 1xのサービスエリア外でもcdmaOneベースのサービスを利用できるようにする予定。 同社ではその後、来年秋を目途に2GHz帯を使ったサービスやデータ通信専用の「CDMA2000 1xEV（HDR）」を導入していく。 ・ ニュースリリース http://www.kddi.com/release/2001/0920-1/index.html ・ 第７回：cdma2000とは （湯野 康隆） 2001/09/20 16:48 | ||||||
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