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SpringDAQは、VisorのSpringboardスロット専用の拡張モジュール。アナログデータの入力ポートなどが用意されていて、センサからの入力データを記録できる。SpringDAQ単体でも最短１秒間隔で4500～３万回のデータ記録が可能だが、Visorに接続した状態ならば、最短0.002秒間隔で最大400万回のデータを記録できる。記録したデータは後でHotSyncによりパソコンに転送するので、簡単に使えるパソコン用計測機器として活用できる。 製品は４機種がラインナップされる。「SpringDAQ・汎用モジュール」はすべてのモジュールの基本となるタイプで、10ビットのアナログ入力が４チャンネルとデジタル入力が４チャンネル用意されているほか、４チャンネルのデジタル出力とカウンタが装備されており、ユーザーは任意のセンサ回路を組み込むことができる。 基本機能を備えたプログラムが付属するが、高度な計測を行なう場合にはユーザーがプログラムする必要がある。モジュールの大きさは98×54×27mmで、重さは70g（電池別）。単４電池２本で動作する。 「SpringDAQ・熱電対温度計モジュール」は、汎用モジュールに温度センサ素子の熱電対を組み込んだモジュール。測定範囲は-50～200℃で、最高±0.4度の精度で温度を測定でき、専用ソフトも付属する。実売価格は３万9800円程度になる見込み。 「SpringDAQ・照度計モジュール」は、汎用モジュールに光センサ素子のフォトダイオードを組み込んだモジュール。測定範囲は０～25万Luxで、専用ソフトが付属する。実売価格は４万8000円程度になる見込み。 「SpringDAQ・電圧電流計モジュール」は、汎用モジュールに電圧と電流測定回路を組み込んだモジュール。電圧は0.25/2.5/25/250Vの４レンジで、電流は20/200Aの２レンジで測定できる。専用ソフトが付属するが、電流計測時には市販のプローブが必要となる。実売価格は３万8000円程度になる見込み。 ・ ニュースリリース http://www.kgc.co.jp/press/010914.html ・ SpringDAQについて http://www.kgc.co.jp/products/adda/springdaq/ ・ 計測技研 http://www.kgc.co.jp/ （白根 雅彦） 2001/09/14 16:57 | ||||||
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