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「SSP-PD10」は、今年３月に発売された「SSP-PD9」の上位機種で、WMA（Windows Media Audio）、MP3、AACの３種類の異なる圧縮方式に対応したデジタルメモリプレーヤー。「SSP-PD9」と同様に、マイクロソフトが開発したオーディオフォーマット「WMA」の最新版で、「Windows Media Player for XP」にも搭載予定の「WMA 8」に対応している。また、セキュリティ方式についても「SSP-PD9」同様、マイクロソフトのWMRM（Windows Media Rights Manager）とリキッドオーディオのSP3（Secure Portable Player Platform）に対応するセキュリティモデルとなっている。 従来機種との特徴的な違いは、「SSP-PD9」以前の機種が記録メディアにMMC（マルチメディアカード）を採用していたのに対し、「SSP-PD10」では64MBのフラッシュメモリが内蔵され、外形もより小型・軽量化されている。また、価格は「SSP-PD9」が４万1000円だったのに対し、２万円台に設定されているのも特徴。このほか、低音が強調されたと感じるような低音周波数をバーチャルに作り出すスペシャライザー社のバーチャル低音増強システム「Vi.B.E.」が新たに搭載されている。 楽曲データの転送はパソコンからUSB経由で行ない、32kbpsのビットレートでWMAファイルの再生が可能なため、64MBのフラッシュメモリに最大３時間の曲を録音することができ、ビットレート64kbpsの場合では約60分の楽曲データを１分半程度で転送できる。なお、本体はパソコンの補助記憶媒体として使用可能なほか、パソコンから供給される電源を利用した「USB充電機能」も備えている。対応OSはWindows 98/98 SE/Me/2000。 本体の大きさは42.8×79.9×17.8mm、重さは46g（電池含む）。単４アルカリ乾電池で最大約5.5時間、付属の単４ニッケル水素電池では最大約４時間の連続再生が可能。ボディカラーにはシルバーとオレンジの２色が用意される。 ・ ニュースリリース http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0109news-j/0913-1.html ・ 三洋、WMA 8対応のポータブルオーディオプレーヤー （松下 麻利） 2001/09/13 16:39 | ||||||
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