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「カシオペア "ラジェンダ" BE-500」は、OSに組込型のWindows CE 3.0を採用し、コンパクトフラッシュカードスロットを搭載したPDA。タッチパネル式ディスプレイは240×320ドットの３万2768色透過型STNカラー液晶を、CPUにはVR4131 166MHzを搭載した。メモリは、書き換え可能のフラッシュメモリとRAMを16MBずつ搭載。本体上部には、Type2のコンパクトフラッシュカードスロットが設けられており、NTTドコモのP-in M@sterやDDIポケットのC@rd H"64 petitといったカード型PHSやメモリカードなどの周辺機器が利用できる。また、PCカードが接続できるユニットもオプションで用意されている。 BE-500では、Pocket PC用のソフトウェアは動作せず、Windows CE 3.0準拠、またはBE-500専用ソフトが必要。HTMLメールの表示や転送機能を搭載したメーラーをはじめ、スケジューラー、住所録など内蔵されているアプリケーションはPocket PCとは異なり、カシオオリジナルのものとなっている。 そのほかソフトウェアは、MP3や、カシオ独自の動画ファイル形式CMFを再生できるマルチメディアプレーヤーを内蔵。また、ビジネスユーザー向けに、Microsoft Word/Excel/Power Pointのファイルが閲覧できるSTELLENT社の「Quick View Plus」なども組み込まれている。 大きさは76×121×17.9mm。重さは電池込みで約158g。なお、オプションでは、PDC、cdmaOne、DDIポケット、NTTドコモ・アステルのPHSに対応したデータ接続ケーブルが用意される。パソコンとの連携は付属USBクレードルまたはシリアルポート経由で行なう。 カラーバリエーションは、黒・白の２色のほかに、数千台の限定カラーとして青がラインナップされる予定だ。
・ ニュースリリース http://www.casio.co.jp/release/be_500.html ・ カシオ、廉価版カシオペア「BE-300」試作機を公開 ・ カシオ、組込型CE搭載の低価格カシオペアを今秋発売 （伊藤 大地） 2001/09/13 16:25 | ||||||
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