米マイクロソフトは6日、最新のPDA向けOSとなる「Pocket PC 2002」を発表した。マイクロソフトの日本法人によると、日本語版は現在メーカー各社とローカライズを進めている最中で、製品の発売時期については未定だという。
Pocket PC 2002は、コンパックのiPAQや東芝のGENIO eなどのPDAに搭載されているOSの後継版。今回のバージョンアップでは、インターフェイスが変更されているほか、法人向けの機能が強化されている。
Pocket PC 2002では、インターフェイスの外観を自由に変更できるスキン機能を搭載。最新版のWindows Media Player 8やMSNメッセンジャーなど、パソコン向けでよく知られるアプリケーション群も追加されている。また、文字入力環境では、Palm OSで採用されている文字入力方式「Graffiti」での入力が可能になったほか、手書き文字認識の精度が向上しているという。