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日立製作所は、8cmのDVD-RAMを使用するビデオカメラ「DVDCAM DZ-MV100」を8月25日より発売する。価格は24万8000円。
同製品は通常よりも小さい8cmサイズで、容量4.7GBのDVD-RAMメディアを記録媒体とするビデオカメラ。記録方式にはDVDと同じMPEG-2を使用する。撮影 した映像は、PC用の4.7GB DVD-RAMドライブや8cm DVD-RAMに対応するビデオレコーダーで再生することができる。通常のDVDプレーヤーで再生することはできないが、今後対応したプレーヤーも発売する方針だ。8cm DVD-RAMには、標準モードで片面1時間(両面で2時間)、高画質モードで片面30分(両面で1時間)の記録が可能。8cm DVD-RAMディスクは日立マクセルより発売する。価格は1枚3000円程度の見込み。
記録媒体にDVD-RAMディスクを使用することで、撮影した映像トラックを並べ替える機能や、各トラックの最初の画像を12個同時に表示させる「ディスクナビゲーション機能」など、MD感覚でのビデオ再生・撮影が可能となっている。
CCDには110万画素のものを使用し、1280×960ピクセルでの静止画撮影も可能。1枚のディスクに片面で999枚、両面で1998枚が記録できる。また、静止画撮影時にはセルフタイマーや内蔵フラッシュを使用することができる。
なお、同製品はビデオ入出力端子を装備しており、ほかの媒体からビデオをダビングすることができる。また、MPEG-2の動画やJPEGの静止画を、USB経由でPCにファイルとして取り込むことが可能。IEEE1394端子(iLink端子)は搭載していない。このほかPCに接続された4.7GB DVD-RAMドライブで映像を取り込むことも可能だが、PC上での再生・編集には、今秋にソフトベンダーより発売予定のソフトウェアが必要となる。
本体サイズは78×108×166mmで960g(バッテリー含む)。1枚のメディアで最大2時間の撮影が可能。
■ お問い合わせ先
日立 お買い物相談センター
Tel: 0120-312111
■ URL
製品の紹介
http://dvd.hitachi.co.jp/product/cam/01-1.html
ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/0006/0608b.html
(白根 雅彦)
2000/06/08 17:34
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