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J-フォン、機能を絞り込んだ「J-K31」「J-D31」「J-DN31」

J-K31

 J-フォングループは、幅広いユーザー層をターゲットにした「シンプルフォン」シリーズ3機種を9月下旬より随時発売する。今回発売されるのは、ケンウッド製の「J-K31」、三菱製の「J-D31」、デンソー製の「J-DN31」の3機種。

 シンプルフォンは、機能を絞り込み操作を簡素化するとともに、表示フォントのサイズを大きくするなどして使いやすくするというコンセプトの下で開発された新シリーズ。いずれの端末も256色カラーSTN液晶搭載、Java非対応で、J-D31以外の2機種については、J-スカイの各サービスにも対応しておらず、利用できるサービスが通話とスカイメールに限定されている。

 J-K31は、折りたたみ型の端末で、よく電話をかける相手の電話番号をあらかじめ登録しておくことで、ワンタッチで電話がかけられるペアボタンが用意されているほか、聞こえにくい高域を補正して聞きやすくしてくれる「イヤサポート」機能が搭載されているのが特徴。8文字×7行の56文字表示と6文字×6行の36文字表示の2つの表示モード(いずれも全角)が用意されている。

 大きさは48×95×24mm(折りたたみ時)、重さは94g。ボディカラーはクラシックシルバー1色。西日本エリアで9月下旬に発売された後、10月上旬より他のエリアでも発売される予定。


J-D31

 J-D31は、フリップ型のデザインで、今回発表の3機種の中で唯一J-スカイの各サービスに対応した端末。フリップ部分に好きな機能を割り当てられる「ワンタッチキー」を装備しているほか、10文字×10行の100文字表示と6文字×6行の36文字表示の2つの表示モード(いずれも全角)が用意されている。他の三菱製端末と同じく、アニメーションメール「アニメっちゃ」にも対応しているが、登場するキャラクターは3種類に簡略化されている。

 大きさは43×130×16mm、重さは79g。ボディカラーはクリアパープル1色。各エリアともに10月上旬の発売となる予定。


J-DN03(ファイングレー)

 J-DN31は、ストレート型のシンプルな端末で、表示モードは6文字×6行の36文字表示(全角)の1種類となっている。注目は、国内初となる文字入力サポート機能「T9テキストインプット」搭載で、1文字につきボタンを1回押すだけで素早く文字を入力できるようになっている。

 大きさは127×45×19mm、重さは83g。ボディカラーは地域により異なっており、東日本がノーブルラベンダー、西日本がファイングレー、東海が上記2色を発売する。発売時期については東日本が10月中旬、東海と西日本が10月下旬となっている。


・ ニュースリリース(東日本)
  http://www.j-phone-east.com/company/n/2001/010903.htm
・ ニュースリリース(西日本)
  http://www.j-phone-west.com/west_top/press/other/130903_1.html


(湯野 康隆)
2001/09/03 17:18

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