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NTTドコモが現在、試験サービスを提供している第３世代携帯電話サービス「FOMA」で、2002年春にもFOMAとPDCの２台の端末を同じ電話番号で利用できる「デュアルネットワークサービス」を開始する方針であることが明らかになった。 これは、試験サービスを受けているモニターへのアンケート内で明らかにされたもの。このサービスが導入されれば、FOMAとPDC方式の２台の端末を同じ電話番号で利用できるようになる。 FOMA・PDCのモード切替は何らかの方法で自動で行なうか、または留守番電話サービスの要領で手動設定する。同サービスでは、２台の同時待受や同時利用はできず、PDCモードでの使用時には、iモードメールは250文字までといった若干の制限を受けるという。 料金は、１台分の基本料金と300円～1000円のデュアルネットワークサービス利用料が別途必要。アンケート中には、希望する利用料などの質問事項も設けられている。 なお、同サービスが導入される2002年春には、FOMAサービスエリアは、関東甲信越の主要都市と全国政令指定都市まで拡大される予定。 そのほか、１台の端末・１つの電話番号でFOMAとPDCの２つの回線が使用できる端末についても導入が検討されているようで、アンケート中には、「（１台の端末・１つの電話番号でFOMAとPDCの２つの回線が使用できる端末が）発売されたら購入したいか」という質問項目が設けられている。 「デュアルネットワークサービス」に関して同社広報部では、「モニターのみなさんのご協力を頂いて、いろいろと検討しているのは確かだが、具体的な内容については差し控えたい」としている。 ・ NTTドコモ http://www.nttdocomo.co.jp/ ・ FOMA ホームページ http://foma.nttdocomo.co.jp/ （伊藤 大地） 2001/08/30 18:10 | ||||||
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