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凸版印刷は、1999年より開始しているパソコン向けの有料コンテンツ流通サービス「Bitway」の事業を拡大し、次世代のモバイル環境向けに特化した新事業「モバイル Bitway」（仮称）を11月より開始すると発表した。 「Bitway」は、パソコンユーザーを対象とした有料コンテンツの流通サービスで、同社が配信サーバーや著作権保護システムなど、コンテンツの流通に必要な工程を整備し、国内の大手ISPやECサイトを通じて有料コンテンツを流通させるという独自の事業モデル。 11月より開始される「モバイル Bitway」は、コンテンツの配信先を次世代携帯電話やPDA、携帯ゲーム端末、カーナビなどのモバイル端末に特化するもので、複数のコンテンツホルダーから提供されるコンテンツを同社が束ねて整理し、クライアントへは優良なコンテンツを、コンテンツホルダーには集金システムを提供する役割を果たす。配信の対象となるコンテンツは、ニュースをはじめ、書籍、音楽、ゲームなどのパッケージコンテンツなどが予定されている。 また同社は、これと同時に新設部署として「ブロードバンド・モバイルプロジェクト」（仮称）を設け、サーバーの運用からISPへの販売代行までの流通サービスを総合的に提供する、Bitway独自のビジネスモデルを強化する方針。順次、現行のBitwayにおけるISPの販路や、店舗を活用したコンテンツ流通の仕組みなどとの連動を図り、同一コンテンツをモバイル機器、パソコン、マルチメディア端末などの複数チャネルへ配信する、独自の事業モデルも構築する予定。 ・ ニュースリリース http://www.toppan.co.jp/aboutus/release/article501.html ・ Bitway（パソコン向け） http://www.bitway.ne.jp/ （松下 麻利） 2001/08/29 18:55 | ||||||
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