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矢野経済研究所が、2000年版の「世界のモバイル・コンピューティング産業白書」の要約をWeb上で公開している。国内外の携帯電話・PDAメーカー26社を対象に今年２月から７月にかけて調査されたもの。 同レポートによると、1999年の世界の携帯電話市場の規模は５兆8320億円だが、2000年には28％増の７兆4360億円規模に拡大する見込み。ただし、2001年と2002年については、次世代携帯電話サービスの登場を前に買い控えが発生すると見られ、それぞれ伸び率は15％、11％程度にとどまる見込み。同社では、2003年以降には様々な機能を搭載したスマートフォン市場が爆発的に拡大し、2003年の市場規模は10兆円を超えると見ている。 また、スマートフォンのシェアについては、2000年にはiモードの好調でNECがトップを保持するが、2003年には世界市場での影響力を持つノキアやモトローラが上位を占めると予測。 このほか、同社では、スマートフォンを機能面から見た場合、Bluetoothとカラー液晶が今後のトレンドとなるとしている。 ■ お問い合わせ先 矢野経済研究所 Tel: 03-5371-6912 E-mail: nwakui@yano.co.jp ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.yano.co.jp/press/2000/000802.htm （湯野 康隆） 2000/08/03 14:12 | ||||||
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