| ||||||
|
NTTドコモはパケットビデオと共同で、現在試験サービス中の第３世代携帯電話サービスFOMAを利用したライブ映像のストリーミング配信プラットフォームを開発。実験コンソーシアムを設立し、10月から実験を開始すると発表した。 今回開発されたプラットフォームは、ドコモの映像センターからFOMAの64kbps回線交換を利用し、複数台の端末にライブ映像をストリーミング配信するというもの。転送プロトコルにはRTP（Real-time Transport Protocol）が、ライブ映像にはMPEG4形式がそれぞれ採用されている。また、PHS網を利用し、PDA端末への配信も可能だという。 ドコモは、東京ガス、JTB、電通、慶應義塾大学など、企業・大学・学会を含む合計31団体と「FOMAライブ映像配信実験コンソーシアム」を９月20日に設立し、10月１日～2002年２月末まで実験を行なう。実験の主な目的は、技術的な検証や、サービスに対応したアプリケーションの開発、商用化サービスの検討で、同社広報部によると、具体的な実験規模や使用される端末は現在のところ未定だという。 なお、同社発表の広報文中には、想定アプリケーションとして、家にいながらにして授業が受けられる遠隔教育システムや、留守宅監視・不法投棄監視といったセキュリティシステム、イベントなどのライブ映像配信などが挙げられている。 ・ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0828.html （伊藤 大地） 2001/08/28 18:00 | ||||||
|
|