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ドコモ調査、アクティブシニアの携帯所有率は41%

 NTTドコモは、首都圏在住の60代男女各150名、合計300人の携帯電話・PHSユーザーを対象に、「アクティブシニアにおける携帯電話調査」を実施し、その結果を発表した。調査方法は訪問によるアンケート留置で、調査期間は今年4月20日~5月1日。

 この調査は、首都圏エリアでアクティブな生活を送るシニア世代の携帯電話・PHSの利用実態を調査したもの。調査結果を検出するにあたり、首都圏在住の60代男女984人に携帯電話・PHSの所有、未所有を確認したところ、所有している人は403人で所有率は41%となった。調査は、このうち300人(男女各150人)の所有ユーザーの回答をもとにまとめられた内容となっている。

 まず、使用歴については「半年~1年前から」使い始めた人が35%で、17%の「2年前から」を含めると、全体の過半数に達した。用途については「仕事関係」がもっとも多く全体の45%を占め、男性に限定すると53%に達するが、女性に限定した場合では「プライベート」が51%で、男女間で用途の違いが表われた。主な話し相手については、「配偶者」が70%、「子供」が63%となるが、男女別に見ると、男性の場合は「妻」との通話が79%で、女性の場合は「子供」が75%、「夫」は60%となっている。1日の通話回数は「2~3回」が28%、「1回程度」が20%。1回あたりの通話時間は「3分」が32%、「1分」が24%。メールの利用率は300人中50人(17%)で、1日あたり平均0.3通。メールの相手は「子供」が62%、「同性の友人」が38%。月々の利用料は「4000円未満」が47%を占め、「4000~6000円」が28%、「6000~8000円」が15%で、平均5100円となった。

 使用感については、「いつどこにいても受けられる」のがもっとも便利で、「安心して外出できる」とする人がいずれも70~80%に達し、外出時の安心ツールとして心理的な支えに活用されている傾向が強いことがわかった。使用マナーについては、「大声で話す」や「電車やバスでの使用」、「病院内での使用」などがワースト3となっている。

 また、携帯電話に対するシニア世代の要望としては、通話のみの「単機能化」と、通話以外の「付加的機能の操作性向上」を望む意見とに分かれたが、全体を通じて「操作ボタンが小さい」「機能が多すぎる」「メールの使い方がわからない」など、「簡単で使いやすく」といった意見が大半を占める結果となった。


・ 「アクティブシニアにおける携帯電話調査」レポート
  http://www.nttdocomo.co.jp/report/pdf/report11.pdf


(松下 麻利)
2001/08/13 13:27

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