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タカラ、犬のココロが分かる携帯機器「バウリンガル」
タカラは、人間と動物のコミュニケーションの実現を目指す「ドリトルプロジェクト」の第1弾として、犬の鳴き声から感情を分析する「バウリンガル」を2002年2月に発売する。予価は1万2800円。
「バウリンガル」は、犬の鳴き声を解析する携帯機器。首輪に装着した送信機で犬の鳴き声を拾い、受信機側で鳴き声をデジタル処理で犬の感情に変換するという「犬語翻訳機」的な機能を持つ。感情は鳴き声のトーンから「フラストレーション」「威嚇」「自己表現」「楽しい」「悲しい」「要求」の6種類に分類され、そこから「つまんないよー」など、約200パターンのテキストが受信機の液晶に表示される。
鳴き声をリアルタイムで変換処理するほか、一定期間の犬の感情を蓄積して「満足度」などのパラメータを評価する機能もある。評価結果から「ちょっと寂しいワン、もっと遊んでね」などといった文章も表示される。また、犬の感情の履歴を「日記」として記録することも可能で、留守番中に犬の様子をあとで確認できる。
受信機側は48×48ドットの液晶と16ビットマイコン、16MBメモリを搭載し、受信機と送信機(犬側)の通信距離は最大7m程度となっている。
バウリンガルには、タカラと資本提携をしたインデックスが開発した動物の感情分析システムを利用し、音響解析には日本音響研究所の技術協力も受ける。また、商品開発はタカラの子会社ドリームズ・カム・トゥルーが担当する。
今後の展開としては、インデックスが開発中のシステムを使って、犬の感情をサーバーに送り、そこから携帯電話などにメールを送る「バウリンガルメール(仮称)」や、犬の鳴き声を翻訳したりするロボット「DR-01(仮称)」の研究開発も行なわれている。また、犬以外の動物への対応や、海外展開についても予定している。
インデックスとタカラは、協力して携帯電話向けコンテンツを提供しているほか、タカラの人型ロボット「DREAM FORCE 01」では、インデックスが携帯電話からのリモートコントロールシステムを開発するなど、資本提携によりさまざまな分野で協力関係を結んでいる。
送信機は首に装着。つけられた犬も、あまり気にしていない様子。音声はFM波で受信機やDR-01に転送される
DR-01(写真右)にはCMOSセンサ、モーションセンサ、温度センサなどが搭載される予定。犬の観察日記などの機能も盛り込まれる
バウリンガルの機能概要。現時点での数値で、商品化の際には液晶解像度は変更される可能性がある
「バウリンガルメール」のイメージ。同様の家庭用遠隔監視システムとして、タカラでは現在「おるすばんeye」を発売中
・ ニュースリリース(PDF形式)
http://www.takaratoys.co.jp/company/pdf/010807.pdf
・ タカラ
http://www.takaratoys.co.jp/
・ インデックス
http://www.indexweb.co.jp/
・ 日本音響研究所
http://www3.alpha-net.ne.jp/users/japaco/
(白根 雅彦)
2001/08/07 17:52
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