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NECとサイバードは、海外の携帯電話市場においてモバイルインフラ・ソリューション・ビジネスを展開していくために業務・資本提携を結び、まずは韓国での活動を始めたと発表した。 この提携は、NECのモバイルインフラ・ソリューションとサイバードの携帯向けコンテンツ事業を連携させ、海外の携帯電話事業者向けに、コンテンツ配信ビジネスや、位置情報サービスなどのモバイルアプリケーション、第３世代向けのサービスやコンサルティングなどを行なっていくという趣旨のもの。 NECでは今年５月に、サイバードが韓国ソフラノ社と合弁で設立した韓国法人「サイバードコリア」の株式のうち、サイバードが保有する株式の半数に当たる４万株を取得している。また、サイバードコリアの新規発行株式・４万株を、韓国の大手携帯電話事業者SKテレコムが引き受けていることから、現在韓国においてはNEC、SKテレコム、サイバードの３社協力体制が確立している。 これにより、今回の提携の具体的な施策として、NECとサイバードはまず韓国において、SKテレコムの携帯電話ユーザー向けにオリジナル・コンテンツを提供することとなり、この８月よりサービスを開始する予定。 提供コンテンツは、同窓会コミュニティサイトを携帯電話向けにカスタマイズしたコミュニティサービスで、バーチャルサークルやメッセージ送信、マッチングサービスなどが利用できる「I Love School」のほか、会員のプロフィールを携帯電話上で確認でき、結婚相談の申し込みも可能な結婚情報サービス「DUO」、エクスポテト社の人気アーケードゲーム「Come On Baby 12 Stage」の携帯電話版で、キャラクターのダウンロードサービスも準備中のゲームコンテンツ「Come On Baby」の３種類が発表されている。 両社では、当面は韓国向けに独自のコンテンツサービスの企画開発に務めるが、今後は台湾や香港を始めとするアジア諸国、さらには欧州市場へもビジネス展開も図っていくという。 ・ NEC http://www.nec.co.jp/ ・ サイバード http://www.cybird.co.jp/ ・ サイバード、韓国に現地法人「サイバード・コリア」設立 （松下 麻利） 2001/08/02 15:53 | ||||||
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