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タイトー、J-スカイのJavaで本格RPGと「電車でGO!」

 タイトーは、J-スカイのJavaアプリで「おきがるだんじょん」と「電車でGO!」の2つのゲームコンテンツの配信を開始した。いずれも料金は月額200円。


 「おきがるだんじょん」は、J-スカイのJavaアプリを使ったゲームとしては初となるRPG形式のゲーム。「プレーヤーが1歩動くとモンスターも1歩動く」というターン制で、プレーヤーが入るたびにマップが変化するダンジョンを探検していくという、往年のゲーム「Rogue」形式を採用。アクション性は低いが「携帯電話で手軽に何度も遊べるRPG」を開発コンセプトとしている。

 ゲームのストーリーは、ダンジョンに潜む6匹のドラゴンを倒すというもの。道具や魔法など、RPGに必要な要素が盛り込まれているほか、レベルアップの方式も職業ごとにポイントを割り当てていく方式を採るなど、本格的な仕様となっている。

 ゲームは基本的に、1度ダウンロードすればネットに接続せずに楽しめるようになっているが、データをサーバーにアップロードすれば、Javaアプリを消去してしまったときも、途中からゲームを再開できる。また、サイト上ではプレーヤーが集めたアイテムや、倒したモンスターの図鑑が見れるほか、プレーヤー同士のランキングも見ることができる。

 「おきがるだんじょん」は、公式メニューの「Javaアプリ」→「ゲーム」→「RPG・アドベンチャー」からアクセスできる。


 一方の「電車でGO!」はアミューズメント施設などで人気の同名の電車運転シミュレーションゲームのJ-スカイ版。内容はすでに登場しているiアプリ版などとほぼ同等で、上下キーで電車を操作していくというもの。時間どおりに、急激な操作をすることなく電車を運行するのがゲームの目的となる。

 J-スカイ版では、iアプリ版よりも大きい容量を活かし、サンプリングボイスやバイブレーション機能などを使った細かい演出が盛り込まれ、より臨場感を高めている。今回登場する路線は、山手線、中央線、総武線の3路線で、路線は今後、順次追加されていく。

 「電車でGO!」は、公式メニューの「Javaアプリ」→「ゲーム」→「アクション」からアクセスできる。

 タイトーではすでに、iモード、EZweb、J-スカイ向けに、スペースインベーダーなどの復刻版ゲームから、麻雀ゲームなどのオリジナルゲームまで、さまざまなJavaを利用したゲームを提供している。タイトーによると、今後もJava機能を活用したゲームや、ゲームに限らず動画と音声を組み合わせたコンテンツを配信していくという。


・ タイトーの携帯電話コンテンツの紹介ページ
  http://www.taito.co.jp/stop/mobile/


(白根 雅彦)
2001/08/01 16:29

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