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コクヨは、スウェーデンのアノト社が開発したBluetooth内蔵ペン「アノトペン」用の紙を商品化する。 アノトペンは、ペン先に内蔵するカメラで筆跡を記録し、Bluetoothでパソコンなどに送信できるデジタルペン。「デジタル対応ペーパー」に印刷された特殊なドットパターンをカメラで認識することで「どの紙のどの部分にどんな線が書かれている」ということまでデータ化できる。 「デジタル対応ペーパー」は、印刷されたドットパターン以外の点では普通の紙と同じなので、ノートやメモパッド、ルーズリーフの代用品にすることもできる。ドットパターン印刷は普通の紙に行なえ、非常に微細で目立たないため、普通の紙としても使える。 コクヨではこの「デジタル対応ペーパー」を、2002年後半をめどに商品化する予定。商品ラインナップや価格は決まっていない。 またコクヨは、アノトと共同で「デジタル対応ペーパー」に関するマーケティングを行なう。アノトペンのシステムは、ただ手書きしたデータをパソコンに取り込む以外にもさまざまなサービス・ソリューションへの応用が想定されている。 コクヨでは「手書きメモを携帯電話に入力する」「通信販売の申し込み用紙やアンケート用紙に手書きしたデータを、即座にネット経由で送信する」「医療現場でカルテに記入したデータを取り込む」などの用途を想定しているという。 このほかにもアノトは、パイロットやサイバードとも協力し、製品やサービスの開発・マーケティングを行なっている。 ・ コクヨ http://www.kokuyo.co.jp/ ・ アノト日本 http://www.anoto.co.jp/ ・ パイロット、Bluetoothモジュール内蔵のボールペン ・ サイバード、Bluetooth搭載ハイテクペンでAnotoと協業 （白根 雅彦） 2001/07/24 17:26 | ||||||
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