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gooリサーチ調査、モバイル系マネーサービス実用化進む

 エヌ・ティ・ティ・エックス(NTT-X)と三菱総合研究所は、オンライン・マネーサービス調査の結果を発表。調査は、2001年4月27日から5月11日まで、2社が共同で運営するインターネット上のアンケートサイト「goo リサーチ」上で公開アンケートとして実施。10684名の回答を集めた。

 調査内容は、インターネットサービスについてが主だが、モバイル系サービスの利用状況についても合わせて調査を実施。調査によれば、モバイル・バンキングの利用者は10.5%、モバイル・トレーディング利用者は2.5%。20~30代の利用率がやや高く、年代が高くなるにつれて利用率が下がっている。また、モバイルサービス利用者では、他のサービス利用率が非利用者に比べ顕著に高かったとしている。

 モバイル・バンキングの利用商品・サービス別に見ると、「残高照会」が91.2%でトップ、「振込」サービスの利用者も58.5%と半数を超える。モバイルトレーディング(株取引)の商品・サービス別利用率では「株価確認」が70.1%と最も多く、次いで「株式売買」が63.3%。モバイル・トレーディング利用者では、モバイル環境でも株取引が活発に行なわれていることが伺える結果となっている。

 なお、アンケート回答者の年齢層は、30代がトップで43.6%、次いで20代が30%、40代が17.4%の順になっている。また男女比では、男性が50.7%、女性が49.3%とほぼ半々。職業分布では給与所得者が45.7%を占めるなど、20代から40代の社会人が主体でオンラインサービスの実ユーザーと想定される層が中心に回答する結果となった。


・ ニュースリリース
  http://www.nttx.co.jp/data/0107/01070901.html
・ goo リサーチ
  http://research.goo.ne.jp/
・ エヌ・ティ・ティ・エックス
  http://www.nttx.co.jp/
・ 三菱総合研究所
  http://www.mri.co.jp/


(工藤 ひろえ)
2001/07/10 17:19

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