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オムロンのIT研究所は、数十万件の大規模データベースの検索を、音声で行なえるシステムを開発した。 オムロンが開発したのは、音声認識システムとデータベースを結ぶ部分。音声認識システムには同社が全日空などに納入した実績のある米Nuance Communications社の「Nuance７」が利用されており、オラクルのデータベースの検索に対応する。 今回試作されたシステムは、数十万件レベルの音楽・書籍データベースを、音声によって検索できるというもの。音声によるデータベース検索システムは、すでにNECが自社の着信メロディ配信サービスなどで実用化しているが、オムロンが今回開発したシステムでは数十万件という大規模データベースに対応できることがポイントとなる。 オムロンでは同システムについて、企業内データベースの検索から携帯電話の着信メロディ検索まで、幅広い分野での利用を見込んでおり、システムのパッケージ販売かシステムをオムロン側で管理するAPS販売を行なう。 ・ オムロン http://www.omron.co.jp/ （白根 雅彦） 2001/07/06 19:38 | ||||||
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