インデックスとサミーが共同で運営する、ユーザー投稿型の携帯電話向けゲームサイト「A-1 リーグ」で、８月中旬よりゲームの投稿を受け付けると同時に、投稿者のための開発支援キットが提供される。

　同サイトは、ユーザー自作のゲームを募集し、審査を通過した作品を同サイトで公開。優秀作品に選ばれると、同サイト事務局がiモードの公式サイトへ推奨し、公式サイトとして掲載されるチャンスが与えられるというもの（公式サイトとなった場合には、ロイヤリティの一部が作者へ配分される予定）。現在はサンプルゲームだけの公開で、iモードのみの対応となっているが、J-スカイ・EZwebにも順次対応していく予定。

　ゲームの投稿は、８月中旬からPC向けのホームページで受付を開始する。投稿者は事前に会員登録（無料）を行なう必要があり、登録はPC向けのサイトで既に受け付けている。

　また、投稿の受付開始と同時期に、ユーザー支援開発キット「GDK」を投稿者へ無償で提供する。この開発キットは、同サービスのために独自に開発されたもので、ゲーム開発経験者向けの「レベル１」と、初心者向けの「レベル２」の２種類が用意される。

　「レベル１」のキットには、ユーザーの機種を判別するためのCGIプログラム（Perl）などが含まれる。一方、「レベル２」については、プログラミングに関する知識は一切必要なく、選択肢より選んでいくことで、簡単にゲームを作成することができるようになっている。いずれもPC向けのWebページから無償でダウンロードできるようになる予定。

　なお、投稿から審査が終了するまでの期間は約３ヶ月程度と設定されており、ユーザーが同サイトで投稿作品をプレイできるのは10月以降になる見込み。当面はサンプルゲームのみの提供だが、サンプルゲーム数も順次増やされる予定。

■お問い合わせ
・「A-1 リーグ」事務局
info@a1l.net