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KDDI研究所と沖電気工業は、音声による情報検索サービス「ITSポータル音声サービス」（Intelligent Transportation System、高度道路交通システム）の実証実験において、75デシベル程度での騒音下でも97％以上の認識率を実現したことを発表した。沖電気は、今年度中に「ITSポータル音声サービス」の商用化を予定している。 「ITSポータル音声サービス」は、検索条件を音声で入力すると、サーバーが検索結果を音声または文字・画像で結果を端末に返答するシステム。従来、携帯電話での音声認識は、音声圧縮による音質劣化や周囲の雑音などで困難とされていたが、音質補正技術や、雑音と認識対象となる音声を区別する技術の開発によって高い認識率を実現したという。 今後、音声による情報入力・検索システムと位置情報サービスを組み合わせ、歩行者ナビやそれと連動したエリア情報の提供などが可能になるという。
・ ニュースリリース（KDDI） http://www.kddi.com/release/2001/0702/index.html ・ 沖電気工業 http://www.oki.co.jp/ （伊藤 大地） 2001/07/02 15:56 | ||||||
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