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Xキューブ、携帯電話を鍵代わりにできるコインロッカー

「アイ・ボックス」の試作品。こちらはロッカーと表示パネル一体型で、携帯・PHSの圏外でも利用できるタイプのもの
 エックス・キューブは、携帯電話・PHSを鍵にして利用できるコインロッカー「アイ・ボックス」を開発した。インターネットへの接続機能の有無を問わず、携帯電話・PHSであればどの機種でも利用できる。年末を目途に一部のコンビニエンスストアで実験的に設置される予定。

 「アイ・ボックス」は、携帯電話を鍵の代わりにするコインロッカー。利用者は、コインロッカーの設置場所ごとに割り振られた特定の電話番号に自分の携帯電話から発信すると、同社のアイ・ボックスのシステムに繋がり、自動的に自分が利用できるロッカーの番号がパネル上に表示される。

 指定されたロッカーに荷物を入れて、通常通りに利用料を投入すると、自分の電話番号がアイ・ボックスに組み込まれたメモリーに一時的に記憶され、施錠される仕組み。再度同じ電話番号からアイ・ボックスのシステムへ発信すると、ロッカーが開錠されるようになっている。

 これにより、通常のコインロッカーの様に物理的な鍵が不要となるため、鍵を紛失した場合でもシリンダーごと鍵を交換する手間が省け、メモリーに記憶された利用者の電話番号を消去するだけで容易に対応できる。また、オプション機能として、荷物の保管期限を過ぎた場合、メール機能に対応した機種なら利用者に撤去の催促をメールで通知する機能も利用できる。なお、アイ・ボックスの設置場所が携帯・PHSの圏外で、発信が不可能な場合には、端末のコネクタ部分を操作パネルにケーブルで接続して、直接電話番号を吸い上げることにより利用できるタイプのものも開発されている。

 同社では、年末を目途に一部のコンビニエンスストアの店頭(屋外)にアイ・ボックスを実験的に設置し、三菱商事とNTT-Xが展開するECサイトの物流(商品受取)に応用する予定。


端末のコネクタ部分とパネルをケーブル接続することで、発信することなく直接電話番号が吸い上げられ、圏外でも利用できる

・ エックス・キューブ
  Tel: 03-3518-6924


(松下 麻利)
2001/06/26 19:40

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