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イマヒマ、パケット代節約型の新方式採用チャットiアプリ

 イマヒマは、同社がiモード公式メニュー内で提供しているコミュニケーションサービス「imaHima」に、iアプリを利用したチャット機能「imaHima Chat 2.0」を追加した。imaHimaの利用料金は月額100円で、最初の30日間は無料で試用できる。

 imaHima Chat 2.0は、料金の安さが特徴のチャットサービス。imaHimaの会員同士で、「メイト」として登録しているユーザー同士が利用できる。

 通常、iアプリの場合、端末は特定のサーバーとしか通信できず、通信は常に端末側から行なわれるので、サーバーが任意のタイミングで端末にデータを送るという、いわゆる「プッシュ方式」の通信はできない。そのためサーバーを介したチャットでは、定期的に端末がサーバーをチェックする「ポーリング方式」が一般的となっている。

 しかし、imaHima Chat 2.0の場合、ユーザーがメッセージを送信した後、そのユーザーは自動的にデータ受信待ち状態となる。このとき、サーバーはすぐにユーザーにデータを返すのではなく、通信をせずに待機する。その後、相手のユーザーがメッセージを送ると、サーバーは通信を再開する仕組みとなっている。

 発言後、ユーザーは受信待ち状態になり、相手の発言があるまで解除されないので、1人が続けて発言することはできないが、この擬似的なプッシュ方式により、imaHima Chat 2.0ではポーリング方式に比べて半分の時間と20分の1の料金(1分1円程度)でチャットを行なえるという。

 なお、2人以上でチャットを行なうこともできるが、その場合、自分の発言後は受信待ち状態となり、次の人の発言後は定期的にサーバーをチェックしに行くポーリング方式に移行する。

 このほかimaHima Chat 2.0には、パケット料金メーターや、相手のメッセージが届いたのをLEDやバイブレーターで知らせる「お知らせフラッシュ」の機能がある。

 イマヒマでは今後、EZwebやJ-スカイのJava機能を利用した同様のサービスや、パソコン向けのインスタントメッセージングソフトとの連携を検討している。


・ イマヒマ(パソコン・iモード兼用)
  http://imahima.com/


(白根 雅彦)
2001/06/12 17:49

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