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松下が64MBのSDメモリカードを値下げ、2004年度には4GBに
DVDおよびSDへの取り組みを説明する松下電器産業AVC社副社長、大坪文雄氏
松下電器産業は、6月8日、都内ホテルにて「DVDワールド&SDワールドの取り組み」について記者向けの説明会を開催した。この場所で、DVDについては録画可能なDVD-RAMデッキおよびDVD-RAMを再生可能なDVDプレーヤーを一般消費者が購入できる価格帯で提供していくと表明。
また、同日付けで64MBのSDメモリカードを、同社のWeb通販サイト「パナセンス」で1万1480円で提供すると発表した。これは、店頭では2万2000円前後で売られていたものであり、一気に半額程度に値下げしたことになる。
説明会後には同社の製品内覧会が行なわれ、SDメモリカードを使用するさまざまな製品が参考出品されていた。
松下によれば、AV機器が扱う映像や音声といったAVデータと、PCで扱うデータの双方を記録できるDVD-RAMは、ユーザーが両データを意識して使い分ける必要がなく、最高の利便性が提供できると説明。こういった特徴を持つメディアはDVD-RAMが唯一のものであり、今後も積極的に関連製品を展開していくと言う。同社は5月29日にDVD-RAM/Rレコーダーを13万5000円で、PCに接続するDVD-RAM/Rドライブを6万7000円で発売すると発表した。今後も、こういった普及価格帯でのDVD-RAM関連製品を投入すると言う。
19カテゴリー、37モデルにも広がって松下のSD関連製品
SDメモリカードについては、カードの生産能力を増強することで、一層の普及を図る考えだ。具体的には、現在、山形工場を中心に生産能力の増強を図っており、2000年12月には月産5万枚であった製造能力を2001年5月には30万枚、10月には70万枚まで引き上げる。あわせて価格を半額程度に引き下げることで、ライバルであるメモリースティックの追い上げを図る。将来的には、2005年にはSDメモリカードやメモリースティックなどの総需要を1億5800万枚と予測、この中の半分程度のシェアを確保したいと言う。SDメモリカードは、現在、松下のほかに東芝やサンディスクなども製造しているが、これ以外のメーカーとも交渉を行なっており、今後、製造メーカーが増える見込みだ。
2000年2月1日に発足したSDアソシエーションは、当初の参画会社は71社であったが、2001年5月末の時点では265社に増え、対応製品も松下のみで19カテゴリー、37モデル、松下以外では12社、10カテゴリー、36モデルにおよぶ。今後は、GPSやBluetoothなどの機能を内蔵したSD応用商品群の拡大を図る。
SDメモリカードも2001年度には512MBになる。そして2004年には4GBへ
さらに、オーディオやビデオ機器などが扱う音声や映像(動画)データなどを視野に入れ、大容量化と低価格化を進める。同社の計画によれば、2001年度中に256MB、512MBのSDメモリカードを発売、以降2002年度に1GB、2003年度に2GB、そして2004年度には4GBを実現する。価格についても、今回、64MBのSDメモリカードを半額に下げたのは第1弾であり、2005年までに現在の1/10程度の価格を目指すと言う。
製品内覧会では、料理のレシピなどを記録したSDメモリカードを扱える電子レンジや、オーディオ製品などが展示されていた。また、SDメモリカード関連ではないが、現在、試験サービスが始まっているFOMA対応機や、同社が考える次世代携帯電話、変わり種としてはお掃除ロボットのデモンストレーションも行なわれた。
SDメモリカードを使う「杖」。取っ手の部分に地図と現在地が表示される
SDカードスロットを搭載したfeel H"端末「KX-HS110」
デジカメ機能を搭載するSDメモリカード。右のPDAはモックアップ
PCカードタイプのFOMA端末。さらに小型なタイプも開発できるという
松下が考える未来のケータイ。液晶が大きく、多彩なアプリが動作する
GPS付きケータイ。地図データはオンラインでダウンロードする
GPSのかわりにカメラを搭載。映像データを送受信可能だ
ビジュアルタイプのFOMA端末もデモでは実際に動作させていた
ワイヤレスで外部カメラからの映像を受信できる未来のケータイ
・ 松下電器産業
http://www.panasonic.co.jp/
(笠井 康伸)
2001/06/08 21:15
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