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オリンパス光学工業は、MP3再生機能を搭載し、128MBのスマートメディアに対応したICレコーダー「Voice-Trek DM-1」、および高感度指向性マイクを搭載したICレコーダー「Voice-Trek V-10」の2機種を発売する。いずれもUSB接続キットを同梱し、パソコンと連携して使用できる。「DM-1」は6月22日に3万5000円で、「V-10」は7月上旬に2万5000円で発売される。
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Voice-Trek DM-1
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「Voice-Trek DM-1」は、SRS Labs,Incの音響技術WOWが搭載され、MP3とWMA形式の音楽ファイル再生機能が付加されたICレコーダー。従来機種「Voice-Trek DS-1」同様、記録媒体にはスマートメディアを採用しており、「DS-1」で使用可能な4MB~64MBのスマートメディアに加えて新たに128MBにも対応。音声の最大録音時間は、付属(32MB)のスマートメディアを使用した場合は11時間、128MBでは44時間40分(いずれも長時間モード)。
同梱されるUSB接続キットにより、録音した音声ファイルを従来機種「DM-1」やパソコンに転送することが可能で、IBMの「ViaVoice for Windows V8」やジャストシステムの「Voice 一太郎11」など、他社の音声認識ソフトを使用すれば録音した音声をテキストデータに起こすこともできる。
音楽ファイル再生機能により、MP3やWMA形式の音楽データをパソコンから「DM-1」へ転送すれば、音楽プレーヤーとしても利用できる。パッケージには、音楽CDから音楽データを取り込める「MP3 Jukebox」が付属する。音楽データの記録時間は、付属(32MB)のスマートメディアで最長約25分~60分、128MBでは最長4時間。
大きさは109.5×50.0×16.7mm、重さは電池含め86g。電源は単4電池2本で、録音なら約11時間、再生なら約8時間持続できる。
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Voice-Trek V-10
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「Voice-Trek V-10」は、高感度指向性マイクを搭載し、音声録音の基本機能を追求した小型軽量のICレコーダー。「Voice-Trek DM-1」同様、USB接続キットが同梱され、録音した音声ファイルをパソコンに転送できるほか、同機種をマイク代わりにして直接パソコンに音声を録音することもできる。録音音声はWAVEファイルで保存される。
録音環境にあわせて、正面方向の指向性・感度を高めた「ズームモード」と周囲の音声を平均的に録音する「ノーマルモード」の切り替えが可能で、かつ標準・長時間・高音質から録音モードを設定できる。このほか、音声に反応して自動的に録音がスタート・停止する音声起動録音機能や早聞き再生機能、アラーム再生機能なども搭載している。記録媒体は内蔵型の32MBフラッシュメモリーで、記録時間は高音質モードで約1時間30分、標準モードで約2時間16分、長時間モードで約6時間3分。
大きさは81×47.5×22.5mm、重さは電池含め65g。電源は単4電池2本で、録音なら約19時間、再生なら約11時間持続できる。机上などに置いて録音する場合に、振動を軽減する専用スタンドが付属している。
・ カスタマーサポートセンター
Tel: 0426-42-7499
・ 「Voice-Trek DM-1」製品情報
http://www.olympus.co.jp/LineUp/VTREK/DM1/dm1.html
・ 「Voice-Trek V-10」製品情報
http://www.olympus.co.jp/LineUp/VTREK/V10/v10.html
・ オリンパス、22時間の連続録音が可能なICレコーダー
(松下 麻利)
2001/05/31 14:25
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