| |||||||||||||||||||||||||||
最初に登壇したテレビ朝日 常務取締役の神山郁雄氏は、「放送業界では2011年の完全デジタル化を控え、大激変の時を迎えている。また、昨今の広告市況の悪化を受け、大変厳しい環境に置かれている。一方で、放送外の事業を伸ばしていくのは経営上の課題。新しいサービスをなんとしても成功させて、放送外事業の大きな柱としていきたい」と述べ、新サービスに対する大きな期待を語った。 朝日新聞社 デジタルメディア担当の和気靖氏は、従来の、自社のみで提供する形態ではない「協業への挑戦」、新聞などにはない、一人一人へ向けて発信する「パーソナルメディアへの挑戦」、創業以来130年に渡って同じビジネスモデルを継承してきた同社として、構想から1年でサービスを開始する「スピードへの挑戦」の3つの挑戦が、今回の取り組みの特徴と説明した。また、「ユーザーに評価してもらえるかどうかは、使いやすく、役に立ち、心地よいサービスであることが重要」と語り、サービス内容についてもユーザーの使い勝手を重視していく方針が示された。 KDDI 取締役執行役員常務の高橋誠氏は、「超速報性」「リッチな情報」「快適な操作感」「ローカル情報を含めたパーソナル化」の4点を新サービスの特徴として挙げた。対応端末については、当初対応する「T002」「biblio」以外にも、「今後はどんどん搭載していく」と、対応端末を拡充していく方針が改めてアピールされた。また、同サービスはプラットフォームとして定義されているとし、第2弾のサービスの検討や、テレビ朝日、朝日新聞社以外の他社を含めて、サービスの拡大を図っていくとした。
■ テレ朝の女子アナウンサーが登場、毎朝の動画配信も
「EZニュースEX」には朝までに配信される日刊コンテンツ「アサマガ」も用意されており、ニュースのダイジェストやコラム、クーポン、エンタメ情報などに加えて、テレビ朝日アナウンサーが動画でメッセージを届ける「おはコメ」も楽しめる。 イベントに登場したアナウンサーは「おはコメ」の第1回をすでに収録したとのことで、「普段の私たちの姿をお届けできれば」（小川彩佳）、「私はNGが多く、本人としては出したくないが、NG集なども配信できれば面白いかも」（島本真衣）、「テレビ画面では見せられないようなものも見せていきたい」（竹内由恵）、「朝見て元気がでるようなものになれば。興味があることも発信していきたい」（堂 真理子）、「普段はテレビが中心で、携帯で見られることは少ない。テレビ以上に、“あなたに届けっ”という思いで届けたい」（前田有紀）と、それぞれ意気込みを語った。
■ ＵＲＬ サービス案内 http://www.au.kddi.com/news_ex/ KDDI http://www.kddi.com/ テレビ朝日 http://www.tv-asahi.co.jp/ 朝日新聞社 http://www.asahi.com/ ■ 関連記事 ・ au、ニュース配信サービスを拡張した「EZニュースEX」 ・ KDDI・テレビ朝日・朝日新聞、コンテンツ配信で提携 （太田 亮三） 2009/06/11 16:56 | |||||||||||||||||||||||||||
|
